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介護士として働いていくためには、施設を利用する高齢者はもちろんのこと、一緒に働く職場の仲間達との人間関係も上手に築いていかなければなりません。
しかし皆さんの中には、なかなか人間関係が上手くいかずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は人間関係に悩む介護士の方に向けて、その悩みを解決するためのポイントについてお話ししたいと思います。
介護士は施設を利用する高齢者をはじめとして、利用者の家族や介護士仲間、外部の仕事仲間（医者、看護師、作業療法士）といった色々な人と仕事上で関わっていく「コミュニケーションの職業」といえます。
そのため介護士の仕事は、コミュニケーションスキルが高い人間ほど向いているといえるでしょう。
そんな中で高齢者の方達と接するのは得意でも、仕事仲間とコミュニケーションを図るのが苦手だという方は、意外と多いのではないでしょうか。
高齢者と仕事仲間では上手に付き合っていくための方法が多少異なるので、まずはどうすれば職場の仲間達と上手くやっていけるのか考えることから始めてみましょう。
職場の仲間と上手く付き合うための方法は人それぞれたくさんあるかと思いますが、特に以下の3点について注意してみてください。
・たくさん声をかける
人間関係を良好にするためには、まず相手がどういう人間なのかについて知っておかなければなりません。
そして相手のことを知るためには、こちらから声をかけて会話を重ねることがとても大事です。
相手が話しかけてこないからといって自分も同じようにしていては、いつまで経っても仲良くはなれません。
相手のことを知るためにも、自分から積極的に声をかけていくようにしましょう。
・相手の良いところを褒める
これは特に部下や後輩がいる方に実践していただきたい方法です。
たとえ自分がその人のことを高く評価していたとしても、それを言葉にしなければなかなか伝わらないものです。
その人の良いところを見つけたときに、それを毎回言葉にして褒めるようにすれば、あなたとその人の信頼関係は少しずつ深まっていくことでしょう。
・不満は隠さず伝えよう
基本的にどの職場でも女性の介護士のほうが多くなっていますが、女性は男性に比べて不満があってもそれを本人に直接言わない傾向が強いという特徴があります。
しかし不満を溜めていると、ある日それが一気に爆発してトラブルに発展してしまうおそれがあるのです。
そのため何か不満に思うことがあるときには、気持ちが軽い内にお互いの行き違いを確かめ、ともに理解しあえるようなコミュニケーションをとった方が長期的に考えた場合には良い選択といえるでしょう。
介護士の仕事はひとりでやるものではなく、周りのスタッフと協力しながら行うチームプレイです。
そのため仕事仲間との人間関係は、施設を利用する高齢者との人間関係と同じくらい重要なものであるといえるでしょう。
日々の業務をこなしながら仲間とのコミュニケーションもとっていき、介護士の仕事を楽しくこなしていきたいものですね！
