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「働き方改革」ってなに? いまさら聞けない働き方改革の内容は

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「働き方改革」ってなに? いまさら聞けない働き方改革の内容は

「働き方改革」ってなに? いまさら聞けない働き方改革の内容は

「働き方改革」ってなに? いまさら聞けない働き方改革の内容は

昨今話題に上がる、過酷な長時間労働を是正し、なおかつ労働生産性を上げることを目的にした「働き方改革」。
労働時間と労働生産性は比例関係にあるものですので、労働時間が減れば労働生産性も低下していきそうです。いったいどのようにして実現させようと考えているのでしょうか。

ここでは、最近話題になっている「働き改革」の内容について簡単にご紹介します。

働き方改革とは

「働き方改革」とは、第三次安倍内閣が「一億総活躍社会」実現のために考案した労働環境の是正案のことです。
主な内容としては、長時間労働の是正やフレックスタイム制の導入、非正規雇用者の待遇の改善(同一労働同一賃金など)などが挙げられます。

フレックスタイム制は、労働者が自分で始業時刻と終業時刻を決定できる変則労働時間制の一種です。
規定労働時間の範囲であれば、一日当たりに働く時間を自由に長くしたり短くしたりできるようになります。

また、同一労働同一賃金は、雇用形態がどのようなものであれ、同じ内容の労働をしているのであれば、同一額の賃金を支払わなければならないというものです。
労働内容が一緒であれば、正社員であろうと派遣社員であろうと、同じ額の給料がもらえるようになります。

このような労働に関する大きな改革が、働き方改革です。

なぜ働き方改革は必要なのか

なぜ働き方改革は必要なのか

なぜ、働き方改革は必要なのでしょうか。
働き方改革を推進する主な理由には3つあります。

① 少子高齢化と生産年齢人口の減少
総務省が発表したグラフによると、生産年齢人口(15~64歳)の割合は、2000年ごろを境に減少傾向にあります。
それと同時に、高齢者(65歳以上)の割合は増加傾向。
2060年ごろには生産年齢の人口は総人口の約半分程度になると予想されています。
このままでは労働力がかなり減少し、日本の経済は成り立たなくなってしまうでしょう。
そこで性別や国籍、年齢にかかわらず労働に従事できるようにし、働き方に多様性を出すことで労働力の補完をしようと考えたのです。

② 長時間労働に対する改善策
生産年齢人口の減少に伴い、各企業は限られた人材で業務をこなす必要が出てきました。
少人数で仕事をするために、長時間労働が余儀なくされているのです。

また、休日出勤の増加や、有給休暇の取得率の低下なども問題になっています。
長時間労働や休日出勤、また有給休暇の未取得が起こる理由には、「同僚や上司の目を気にして」いることが挙げられます。
そのようなためらいを感じず、定時で帰宅したり、休日は休んだり、有給を取得したりすることができる労働現場を作ることが必要だと考えられたのです。

③ 多様性(ダイバーシティ)が必要である
労働力の補完や、労働時間などの是正のためには、多様性のある労働者や労働環境が必要になります。
労働者であれば、性別や国籍はもちろん、宗教などの個人的な信条などにとらわれることなく、優秀な人材を積極的に採用していく必要があるのです。

また、労働環境も、「一日8時間勤務して、週5日働く」というそれまでの考え方を忘れ、仕事の成果を労働時間で見るのではなく、生産性で見るというような考え方も重要になってきます。
労働環境に多様性を与えることで、労働者がよりのびのびと仕事ができるようになり、働き方改革の目標である「生産性の向上」が実現すると考えられているのです。

労働に関する考え方を大幅に刷新しようとする働き方改革。その簡単な概要についてご紹介しました。興味のある方は参考にしてみてください。
誰もが安心して働くことのできる労働環境が実現するといいですね。

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