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ピンクリボンだけじゃない!「アウェアネスリボン」の種類と意味

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ピンクリボンだけじゃない!「アウェアネスリボン」の種類と意味

ピンクリボンだけじゃない!「アウェアネスリボン」の種類と意味

ピンクリボンだけじゃない!「アウェアネスリボン」の種類と意味

乳がんの早期発見や早期治療の重要性を訴えるシンボルであるピンクリボン。
毎年10月にはピンクリボンキャンペーンが実施され、街のさまざまなところでイベントが開催されるため、ピンクリボンを一度は見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

ピンクリボンに代表される、「何かに対する啓発活動や支援の意思を示すために着用するリボン」のことを、アウェアネスリボンと呼びます。
アウェアネスリボンにはピンクリボンのほかにもいくつかの種類があるのをご存知でしょうか? ここではアウェアネスリボンの種類をご紹介します。

レッドリボン

エイズで命を落とした人々への追悼の意を示すレッドリボン。
リボン運動(アウェアネスリボンを身につけて啓発活動をおこなうこと)の中で、最も歴史があります。

もともとヨーロッパでは、病気や事故などで若くして亡くなった人たちへの哀悼の意を示す意味でレッドリボンを身につける風習がありました。
しかし1980年代に入ると、エイズで亡くなるアーティストが増え社会問題になりました。
亡くなった同志たちの死を悼んだほかのアーティストたちが、仲間への追悼の意味と、エイズに苦しむ人々への理解や支援の意思表示としてレッドリボンを身につける運動をはじめます。

アーティストたちの考えに共鳴した人々の間でレッドリボン運動が広がり、今ではエイズ患者への支援や理解の意思表示、 そしてエイズによる死者への追悼の意を示すシンボルとして、レッドリボンは世界中で身につけられています。

グリーンリボン

1980年代以降、アメリカから世界的に広まった移植医療普及のためのシンボルであるグリーンリボン。
緑色(グリーン)は「成長と新しい命」を意味しており、リボンは「命の贈り物(ギフト・オブ・ライフ)によって結ばれたドナーと患者の命のつながり」を表現しています。

グリーンリボンを身につけることで、臓器移植に対する正しい理解や、ドナーやドナーの家族への敬意を示すことができます。

イエローリボン

イエローリボンには複数の意味があります。

【障がい者の自立と社会参加を目指す】
日本国内において代表的なのが障がいを持つ人々の自立や社会参加を目指すイエローリボン運動。
たとえ重度の障がいを持った人でも、人間としての尊厳が守られ社会参加することができる社会を目指します。

【そのほかのイエローリボン運動】
ほかにもイエローリボンはいろいろな意味を持ちます。

・ 自殺防止
・ 戦争捕虜
・ 膀胱ガン
・ 子宮内膜症

などへの理解と啓発運動のシンボルとしてイエローリボンが身につけられています。

オレンジリボン

オレンジリボン

子どもの虐待防止の情報や意思を社会で分かち合うことのシンボルであるオレンジリボン。
オレンジリボン運動は、2004年に栃木県小山市で起こった、幼い兄弟2人が虐待の末に殺されるという悲しい事件がきっかけになって誕生しました。
事件を受けた小山市のNPOが、事件の翌年からオレンジリボンキャンペーンをはじめ、その運動が各地に広まっていきます。

2006年からは「児童虐待防止全国ネットワーク」がオレンジリボン運動の窓口になるなど、オレンジリボンは子どもの虐待防止を訴えるシンボルとして定着しました。

アウェアネスリボンには、ここで紹介したもののほかにも、大腸ガンに関する啓発活動のシンボルであるブルーリボン、開発途上国における妊産婦の健康や命を守る意思表示をするホワイトリボンなど、 さまざまなものがあります。

心に共鳴する目的を持ったリボンを見つけたら、アウェアネスリボンを身につけて意思表示してみてはいかがでしょうか。

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